Linux Symposium 2009報告

Jul 21, 2009 From: k.suzaki@a...

須崎です。先週、Linux Symposium (Montreal)に参加してきました。

  http://www.linuxsymposium.org/2009/

参加者は約300名で Ottwa と比べて 1/3 ぐらいになってしまいました。
仮想化関連の有名人(Ian Pratt, Avi Kivity など)はもう来ないですね。
しかし、発表の中では仮想化関連の面白い発表が幾つかありました。


Increasing memory density using KSM
Andrea Arcangeli (RedHat)

KSMは Kernel Shared Memory あるいは Kernel Samepage Mergingの略。Linux
カーネルに取り込まれたページ共有機構。メモリ中のページでおなじ内容なら
ば共有してメモリの使用量を減らすことが出来る。Xenでは既にDifferential
EngineやSatoriがあるが、KSMはカーネルに取り込まれている点で KVM が有利
な点と CERN & Lawrence Berkeley National Lab での実績を強調。

KSMのVM以外に利用できるが、1つのOSでそれほど同一ページが無いこと、オー
バーヘッドもあることなどが話されいました。個人的には Shared Library を
削除できるのではと考えました。利点はLibraryのバージョンに依存せず
portabilityが保てること。


Transcendent Memory: A new approach to managing RAM in a virtualized environment
Dan Magenheimer (Oracle)

VM間のバルーンメモリの話。ゲストLinuxのカーネル(2.6.30?)にメモリの必要
状況を知らせる機能を加え、ゲストLinux間でメモリの融通を効かせる。メモリ
の融通する機構はOLS'06で発表された Collaborative Memory Management があ
るが、これはメモリ管理コードに深く依存している。これに対して
Transcendent Memory は MMU Notify を使って実装されているため、汎用である。

プロシーディングスはまだダウンロード可能になっていませんが、購入した紙
媒体がありますので次回の勉強会(7/30)に持っていきます。

P.S.
今回はメインストリームになる話はなく、幾つかの発表で Linuxカーネルトレー
スの新機能である Ftrace が取り上げられ、ちょっと盛り上がっていた印象です。


suzaki

Sep 8, 2009 From: k.suzaki@a...

須崎です。

Linux Symposium の Proceedings が出てました。

  http://www.linuxsymposium.org/2009/ls-2009-proceedings.pdf

suzaki

>>From: Kuniyasu Suzaki <k.suzaki@a...>
>>Subject: Linux Symposium 2009報告
>>
>>
>>須崎です。先週、Linux Symposium (Montreal)に参加してきました。
>>   http://www.linuxsymposium.org/2009/
>>参加者は約300名で Ottwa と比べて 1/3 ぐらいになってしまいました。
>>仮想化関連の有名人(Ian Pratt, Avi Kivity など)はもう来ないですね。
>>しかし、発表の中では仮想化関連の面白い発表が幾つかありました。
>>
>>===========================================================================
>>Increasing memory density using KSM
>>Andrea Arcangeli (RedHat)
>>
>>KSMは Kernel Shared Memory あるいは Kernel Samepage Mergingの略。Linux
>>カーネルに取り込まれたページ共有機構。メモリ中のページでおなじ内容なら
>>ば共有してメモリの使用量を減らすことが出来る。Xenでは既にDifferential
>>EngineやSatoriがあるが、KSMはカーネルに取り込まれている点で KVM が有利
>>な点と CERN & Lawrence Berkeley National Lab での実績を強調。
>>
>>KSMのVM以外に利用できるが、1つのOSでそれほど同一ページが無いこと、オー
>>バーヘッドもあることなどが話されいました。個人的には Shared Library を
>>削除できるのではと考えました。利点はLibraryのバージョンに依存せず
>>portabilityが保てること。
>>
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>>Transcendent Memory: A new approach to managing RAM in a virtualized environment
>>Dan Magenheimer (Oracle)
>>
>>VM間のバルーンメモリの話。ゲストLinuxのカーネル(2.6.30?)にメモリの必要
>>状況を知らせる機能を加え、ゲストLinux間でメモリの融通を効かせる。メモリ
>>の融通する機構はOLS'06で発表された Collaborative Memory Management があ
>>るが、これはメモリ管理コードに深く依存している。これに対して
>>Transcendent Memory は MMU Notify を使って実装されているため、汎用である。
>>
>>
>>プロシーディングスはまだダウンロード可能になっていませんが、購入した紙
>>媒体がありますので次回の勉強会(7/30)に持っていきます。
>>
>>P.S.
>>今回はメインストリームになる話はなく、幾つかの発表で Linuxカーネルトレー
>>スの新機能である Ftrace が取り上げられ、ちょっと盛り上がっていた印象です。
>>
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>>suzaki
Last modified: 2009-09-08