セキュアVMワークショップ「開発者自らが語るVM の作り方」

Oct 25, 2008 From: k.suzaki@a...

須崎です。

既にご存知と思いますが、こちらのMLにも転送します。


   セキュアVMワークショップ「開発者自らが語るVM の作り方」
              参加案内

筑波大学を中心とする研究グループでは,文部科学省 科学技術振興調整費
(平成18〜20年度)の支援を受けてセキュアVM
の研究開発プロジェクトを推進しており,その成果の一部は既にオープンソー
スソフトウェア として公開しています<http://www.securevm.org/>.このソフ
トウェア は,VMレベルでセキュリティ機能を提供するということに加えて,我
が国の 若手開発者の手によって作られている純国産VMであるという特徴も有し
ていま す.

これまでに2回(平成19年および20年3 月),一般向けシンポジウムを開催して
参りましたが,今回は,セキュアVMのプログラミングを実際に 行っている開発
者自らが,VMという難易度の高いソフトウェアの開発をいか にして行っている
かを御紹介しつつ,皆様からのご意見や御示唆等を頂 戴する場として本ワーク
ショップを企画しました.振興調整費による支援は 本年度末までであり,また,
VMやOSレベルのソフトウェアをス クラッチから開発するチャンスはそう多くは
ないとは思われ,この機会にぜひ,VMやOS 作りに興味をもつ皆様と知見の共有
と交換を致したく,ご案内申し上げます.

会議名:セキュアVMワークショップ「開発者自らが語るVM
の作り方」
日時:平成20年11月18日
(火)13:00-17:00(受付12:30〜)
主催:筑波大学
会場:富士ソフト アキバプラザ 6F セミナールーム
1(秋葉原駅近く)
http://www.fsi.co.jp/akibaplaza/
参加費:無料
参加申し込み:下記最新情報Webページよりお申し込み下さい.
       (先着順80名)
最新情報:http://www.securevm.org/svmw.html
問い合わせ先:Email: svmw (atmark) osss.cs.tsukuba.ac.jp
       筑波大学大学院 システム情報工学研究科 (品川,長谷川)

【プログラム】
12:30- 受付開始
13:00-13:20 セキュアVMプロジェクトの概要
  加藤 和彦(筑波大学大学院 システム情報工学研究科 教授)
13:20-14:00 セキュアVM「BitVisor」のアーキテクチャ概要
  品川 高廣(筑波大学大学院 システム情報工学研究科 講師)
14:00-14:40 PCの仮想化支援機能とBitVisorコア技術詳細
  榮樂 英樹(筑波大学大学院 システム情報工学研究科 研究員)
14:40-15:00 休憩
15:00-15:40 BitvisorとI/O仮想化技術
  保理江 高志(筑波大学大学院 システム情報工学研究科 研究員)
15:40-16:20 BitVisorにおけるUSBの仮想化方式
  松原 克弥((株)イーゲル シニアアーキテクト)
16:20-17:00 BitVisorにおける透過的なVPN処理の設計と実装
  登 大遊(ソフトイーサ(株)会長)

【講演概要】
題目:セキュアVMプロジェクトの概要
講師:加藤 和彦(筑波大学大学院 システム情報工学研究
科 教授)
概要:文部科学省 科学技術振興調整費 重要課題解決
型研究「高セキュリ
ティ機能を実現する次世代OS環境の開発」として研究開発を進めてい
るセ
キュアVMプロジェクトの概要を説明する.

題目:セキュアVM「BitVisor」のアーキテクチャ概要
講師:品川 高廣(筑波大学大学院 システム情報工学研究科 講師)
概要:セキュアVMのアーキテクチャ概要について説明する.まず,セ キュア
VMの目的や要求事項を技術的観点から説明し,次にセキュアVM プロジェクトで
開発中の仮想マシンモニタ「BitVisor」の設計と実装 について説明する.

題目:PCの仮想化支援機能とBitVisorコア技術詳細
講師:榮樂 英樹(筑波大学大学院 システム情報工学研究科 研究員)
概要:PC におけるプロセッサの仮想化支援機能の概要 と,BitVisor のコア技
術の詳細について述べる.まず,プロセッサの仮想化支援機能に ついて,従来
からある「仮想 8086 モード」と,最新の「Intel VT」および「AMD- V」の概
要について説明する.次に,BitVisor において仮想 化支援機能をどのように
利用しているか,および,BitVisor の開発にあたっ て困難を伴った点につい
て説明する.

題目:BitvisorとI/O仮想化技術
講師:保理江 高志(筑波大学大学院 システム情報工学研究科 研究員)
概要:Bitvisor最大の特徴である「準パススルー型アーキテ クチャ」へのI/O
仮想化技術"Intel Virtualization Technology for Directed I/ O"に基づく機
能拡張について,技術的側面を解説する.

題目:BitVisorにおけるUSBの仮想化方式
講師:松原 克弥((株)イーゲル シニアアーキテクト)
概要:BitVisorにおけるUSBの仮想化方式について述べ る.USBは,USB メモリ
やIDカードリーダが接続されるインタフェースであ り,BitVisorにおいて管理
すべき重要なデバイスの一つである.本発表では,USB1.1 H/W 仕様の一つであ
るUHCI (Universal Host Controller Interface) に準拠したUSBデバイス入出
力を仮想化する方式について説明する.UHCI の仮想化実現において,UHCI特有
の技術的課題が多く存在した.発表内 では,主要なOSにおけるUHCIデバイス制
御方式を解説し,それらに関連し た技術的課題と一解決法を紹介する.

題目:BitVisorにおける透過的なVPN処理の設計と実装
講師:登 大遊(ソフトイーサ(株)代表取締役会長)
概要:BitVisorでは,ゲストOSがネットワーク通信を しようとすると,予め設
定したVPNゲートウェイ装置との間でIPsecトンネルを確立 し,すべての通信を
VPNを通して行う.これを実現するために,VPN クライアント機能を透過的に利
用する仕組みをVMに組み込んだ.その設計と実装につい て解説する.

以上


suzaki

Last modified: 2008-10-25